藍色工房ストーリー

藍茶を作ろうプロジェクト

再び上勝へ!(2005.7)

阿波晩茶の茶摘みの季節がやって参りました!!
7 月下旬のある日のこと、私たちは再び美しい上勝町を訪れました。

藍実(らんじつ)と神田茶の葉と茎をブレンドしたものをパックにして持参して、お茶を分けてくださった中田さんに試飲していただきました。

「いい香り・・・おいしいですよ。」

静かに、お世辞を言う風でもなくそう言ってくださった時はどんなに嬉しかったことか・・・!!

中田さんのお話によると、阿波晩茶と普通の番茶の違いはまだあまり広く認知されていないらしく、こうしたブレンドなどで新しく知ってくださる方が増えることを期待してくださっているようでした。
神田茶とのブレンドが商品化されているところはまだ無く、おそらく藍色工房の藍実茶が初めてのブレンド茶になるということでした。・・・す、すごい、密かに世界初!!

「楽しみにしていますね。」

とても好意的に私たちの取り組みを後押ししてくださる中田さん。
本当にありがとうございます。少しずつですが、確実に歩みを進めてまいります!!

中田さんとお別れした後、上勝町の素晴らしい景色を眺めに行きました。
日本の原風景のような懐かしさ溢れる棚田。こんな風景を見ながら育った人はそんなに多くない時代になってきたのかもしれませんが、おそらく日本人のほとんどが目の当たりにしたら「なつかしい」と感じてしまう不思議な風景です。

小さな水車小屋があって、イノシシのいる小屋があって、トンボがたくさん飛び交って・・・こんなに静かで平和な風景がまだ残されているんですね・・・。きれいな空気を感じることができました。

棚田への行き帰りに、急勾配のほとんど崖のようなところで茶摘みをされている方を見かけました。
上勝町の阿波晩茶「神田茶」は野生のお茶で、茶畑のようにひとところに整然とお茶が植えられているのではないので、町のあちこちで作業が進められています。(もちろん、無農薬ですよ♪)

摘まれた後のお茶の木は、葉も茎も全て摘まれて丸坊主!!まるで枯れ木のようです。これが、来年の今頃にはしっかりとした葉を茂らせて、美味しいお茶を作ってくれるのだから驚き〜〜〜☆

それにしても、お茶を摘んでいる方はほとんどがご年配の方ばかりなのに素晴らしい足腰です。しっかりと傾斜に立ち、背丈を越える高さのお茶をどんどん摘まれています。さすが、毎日神田茶を飲んでいるだけあるわ〜〜。(つづく)

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