Feb 1, 2016

昔ながらの灰汁醗酵建て


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藍色工房の藍染め商品は、天然の藍の染料を灰汁醗酵建てして染め上げています。

灰汁醗酵建てとは、一年草のタデアイの葉を醗酵させて堆肥状に加工した染料「すくも」と、木灰を熱いお湯で撹拌してできる上澄みの灰汁(あく)などを用いて染色できる状態にしたものです。

江戸時代ごろから広まった技法で、化学薬品や化学染料は用いないため、天然染料の鮮やかで冴えのある色合いや、深みのある色合いを表現することができます。

藍色工房で使用している「すくも」は地元の徳島県産。

染色に使用している水は、染め場の近くに流れている四国最大河川の吉野川の伏流水を汲み上げています。

寒色系なのに、どこか温かみを感じる懐かしい不思議な色は、こうした故郷の恵みに護られて生まれる色だからかもしれません。

 

染色作業は、主に私の母が一つ一つ手作業で行っています。

染め場のスケジュールが込み合って忙しいシーズンは、私や事務所のスタッフも交じって、やはり手作業で染色しています。

昔から伝わる素材や技術だからこそ叶う、美しくて懐かしい色を、大切にお届けしてまいります。

 

文:坂東未来(ばんどうみき 藍色工房代表取締役)

 

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