店長のキッチン

店長のコラム

「森のギフトセット」ヒノキの石けん置き物語(2007.7.3)

スタッフがほれ込んだ個性的な石けん置き
工房織座

ネットショップのみの限定企画、ヒノキの石けん置きと和紙糸ウォッシュタオルと手作り石けんをセットにした「森のお風呂セット」が数量限定で登場です!!

なぜ数量限定かと言いますと・・・この石けん置きはひとつひとつ人の手で木をくりぬいて作るため、一度に大量にお届けができないからなのです。

少しでも、皆さんにお届けしたいと思ったのは、この石けん置きの素材と香りと作り手の素晴らしさをお伝えしたかったからでした。

飾り気のないシンプルな形。ホッとします。
豊かな森の香り。思わず深呼吸をしてしまいます。
作って下さる川下さんの自然への想い。深く共感しました。

少しずつでも、この自然の恵みの贅沢を皆さんと分かち合えないかと考えていました。
そして、川下さんの熱い思いに共感の輪が広がったらいいなと思っていました。
このたびその思いがかない、数量限定ではありますが皆さんにご案内できることになりました。
川下さんが一所懸命に作ってくださいました。
本当にありがたいことです。

川下さんとの出会い

私が川下さんと出会うきっかけを作ってくださったのは、「藍色工房の石けんが大好きだ!!」と言って下さるとある恩人さんからのお引き合わせでした。
「高地にヒノキの端材を上手に加工する人がいらっしゃるから。」とサンプルの石けん置きを工房まで持ってきてくださったのでした。

立方体のどっしりとしたフォルム。
太鼓橋を思わせるような弧を描いた側面。
見たことのない存在感で思わず手に取ると
「わ〜〜〜〜!!すごくいい香り!!!!!」
立ち上る木の香りは、工房の一角を森に変えてしまいそうな勢いでした。
白木のヒノキの手触りはしっとりすべすべしていて、手のひらにスッとなじむようでした。
親しみがわいてくる感触です。
これをお風呂に置いたらどんな風になるのかな・・・

「とにかく、使ってみますね!!」
ということで、モニターチェックのために自宅に持ち帰りました。
その日から、お風呂に入るのがいつもより数倍楽しくなったのは言うまでもありません。
だって、いつもの自宅のお風呂場が森の香りでいっぱいになって、毎日ヒノキ風呂に浸かっている気分になれるのですから…☆

こんなに素敵な石けん置きを作って下さっている人はどんな方なんだろう?
当然、お会いしないわけにはまいりません(笑)。
高知に電話をかけて、お会いするお約束をして、ワクワクしながら高松を発ちました。

四万十川のほとりで
川下さんのお仕事場

川下さんが待っていて下さったのは、日本最後の清流と言われている四万十川(しまんとがわ)のほとりにあるお仕事場でした。
素朴なお人柄が一目見て伝わるような、素敵な男性です。

さまざまなお話しをしている中で、なぜ、藍色工房の石けん置きを作って下さる気持ちになったのかを話して下さいました。

「とにかく、合成界面活性剤を石けんに変えたいんです。四万十川流域全部ね。川を守るには、そこに住んでいる人間が変わらんといかんでしょう。
藍色工房はまっとうな取り組みをしていると思うから、何か一緒にできたらいいなと思ったんです。」

手を取り合っていきましょう、と言われたような気がしました。

ヒノキ

川下さんが取り組まれているのは四万十川の環境を守るための運動で、廃油の回収に乗り出したり、環境に関する勉強会を開催したり、同志を募って情報誌を発行する輪に加わったりと活発に活動されています。

石けん置きに使用されているヒノキは柱として切り出された後の端材で、これを有効活用して、ツボを押す棒なども制作されています。

これも、自然の資源を有効に使い、川を守るための取り組みの一環として続けられているのです。
ヒノキという素材の魅力
ヒノキ

木は生きています。
プラスチック製品ではないので、割れもしますし油をふいてきます。
油はヒノキの香りの精油成分で、これが多く含まれるため火が出やすいことから火の木=ヒノキと呼ばれています。
多少乾ききっていなくても、薪としてよく燃えます。

実際に、川下さんが作ってくださった石けん置きには油がまだら模様に染み出しているものがあります。
これが精油成分で、森の中の森林浴をしているような香りが辺りに立ち込めます。
このまだら模様がたくさん入っているほど、ヒノキの香りを長く楽しめます。
リンゴの蜜のような感じで、「あ、いっぱい入っている。ラッキー!!」というような感じでしょうか(笑)

白木の状態なので、カビが発生するのではないかと心配しましたが、ちゃんと天然の防腐剤をしみこませてくださったので、安心です。
もちろん香りはそのまま十分楽しめます。

自然の木を加工するのだから、できるだけ親しみのある仕上がりにと、石けんを置く面の側面は手彫りの質感が生かされた、少しいびつな仕上がりになっています。
川下さんらしい仕事だって思います。

また、手入れがとても楽です。
石けんカスなどが付いて汚れた場合は洗面器などに残り湯を張って漬けこみ、翌日取り出して石けんを置けば元通りです。
お風呂場が大好きなので、ずっと置いていても大丈夫。
反対に、決して天日で干さないでください。←割れてしまいます

使えば使うほど、仲良しになっていく。

そんなお風呂の相棒的アイテムになってくれそうな、ヒノキの石けん置きです。
静かにスタンバイしています…

川下さんが大事に作ってくださった石けん置き。
工房で皆さんのご利用を待機している間にも、ヒノキの素晴らしい香りが揮発してしまいます。
ああ、もったいない!!皆さんにできるだけフレッシュな状態でお届けしたい!!
ということで・・・

川下さんのお仕事場

石けん置きも、石けんのように、真空パックして保存いたしております(笑)
ご注文をいただきましたらパックから出して、ギフトボックスにセットいたします。
石けん置きたちは、皆様のお呼びがかかるまで、その香りを飛ばさないように静かにおとなしく、真空パックの中で眠っております。

どうぞ、フレッシュな香りを体験してください。
手触りと、独特の存在感を楽しんでください。
大自然の中で川と山と大切に向き合って暮らしている人のことを、思ってください。
皆さんのご利用をスタッフ一同心よりお待ちいたしております!!

ヒノキの石けん置きと、藍色工房の手作り石けん、ウォッシュタオルがセットになった「森のお風呂セット」のご注文はこちらから≫

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