店長のキッチン

店長のコラム

イルカの不思議(2005.8.4)

水族館で様々な「癒し」の研究が進められている中で、私が高校生のころに既に話題になりつつあったのが「アニマル・セラピー」。動物との触れ合いの中で、リラックスし、温かい気持ちで心と身体をほぐしていくと言う趣旨のものです。
カウンセラーに強制されてリハビリや投薬を続けるのとは違った、活き活きとしたやり取りが、閉ざされた心への有効な働きかけとして注目されました。

その中でも私がもっとも面白く思ったのが「ドルフィン・セラピー」です。

「ドッグ・セラピー」なら、身近な動物だし人間との関係の歴史も古く、すぐに納得できるのですが、イルカって・・・ペットにする人はまずいないし、こちらが海にまで出かけていかなければならないし、非日常的過ぎて、どうしてそんな動物がセラピーの相手になりうるのか最初はとても不思議でした。

いろいろな本を読み、ドキュメンタリーのテレビ番組でイルカの特集があれば必ず観て、だんだんと「かなり面白い動物かも・・・」と思うようになりました。

注目すべきは、その人なつっこさ。テレビ番組で、海を走るボートや船の側を楽しく泳ぎ回るイルカの姿をみたことの無い人はまずいないんじゃないでしょうか。
いっしょに暮らした歴史の無い「人間」という動物にここまで友好的な動物は、他になかなかいないと思います。

実際に水族館へ出かければ、その人なつっこさは簡単に体験できることをご存知の方がたくさんいらっしゃるでしょう。
水槽のガラス越しに手を縦や横に振ったりすると、こちらまで泳いできて、手の動きに合わせてきょろきょろと顔を動かしたり身体をくねらせたりして、一緒に遊んでくれることも珍しいことではありません。
これは、他の水槽の魚や動物では経験できないこと。

ある南の島では、海に流されてしまった赤ちゃんをイルカの群れが助けて浜辺まで運んできたと言う実話があります。
(別の動物でこれに似たような話は、飛行機が墜落してジャングルの木の上に落ちたクルーが、そのままの姿勢で仲間に見つけられるまで、チンパンジーがずっとバナナを食べさせてくれていたと言う話があります。)

ある程度の知能を持ち、その上に「心」の存在を意識しているというのが、アニマル・セラピーのパートナーになっている動物たちの特徴と言えると思いますが、陸の上で暮らす動物より明らかに人間との生活やつながりに距離があるイルカに、どうしてそんな能力があるのか、本当に不思議です。

水族館で水族館に初めて連れて行った娘も、他のどの水槽よりイルカのいる水槽の前が一番興味深そうでした。
1時間近くいっしょに眺めていました。まだ2歳になる前の子供が、これほどの長時間ひとところにいると言うこと自体が珍しく。やはり、何かあるな・・・イルカには・・・。
(しかも、ここのイルカはウケ狙いなのか、ひたすら背面で泳ぎ続ける・・・)香川県には「ドルフィン・セラピー」を研究しているところもありますので、引き続き注目していようと思っています。

もう一つ、これは余談なのですが、香川県には水族館の水槽を作る世界的なメーカーさんがあります。

名古屋港水族館も鳥羽水族館も海遊館も、とにかく日本全国や世界中の主な水族館に、高性能の水槽を設置しているところです。

水族館好きの地元人としてちょっと自慢♪

日プラ(ニップラ)という会社です。

興味のある方はこちらをどうぞ☆ ttp://www.nippura.com/

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