店長のコラム
本能で求める色彩 (2004.11.21)
生後4ヵ月を過ぎると、赤ちゃんの色彩感覚はほとんど完成されているようで、そして、既に好む色もはっきりしているのだそうです。
赤ちゃんのいるご家庭では、それぞれ色の違う、うちわなどを順番に見せて、どんな反応をするか試してみてください。
(ちなみに我が家のかぐや姫は黄色がお好みの様子。)
もう少し大きくなっているお子さんなら、普段のお絵かきで頻繁に使う色があると思います。
その色が身近にあるだけで、知らず知らずのうちに心や体が安らいでいるとしたら、ちょっとおもしろいと思いませんか?
人間の体は、絶えずエネルギーを発散させながら働いています。
外界からの刺激や心の在りようで、微妙に体温を調節して体の機能を保っています。
外界と直接触れる肌の細胞には、光や色彩を感じるセンサーが内蔵されています。
暖色系の壁紙やカーテンの部屋と寒色系の部屋のそれぞれに、目隠しをした人がしばらく滞在すると・・・・・・
暖色系の部屋にいた人は体温が上昇し、寒色系の部屋にいた人は体温が下がったという実験結果が報告されています。
いま、カームダウンしたい人は気付かないうちに寒色系のものを身に付けていることが多いのではないでしょうか。
逆に、自分のエネルギーをかき立てたい人は暖色を選ぶようになっているのかもしれません。
それは気のせいではなくて、実際に数え切れないほどの皮膚細胞からその色彩を取り込んで、あなたの体に働きかけているのです!!
そしてそれはあなたの本能がより快適に暮らすためにそうさせているのです!!
(実際に、お風呂場の石けんの色を冬には黄色、夏には青いものを使うという色彩学の専門家がいらっしゃいます。石けん1個で体感温度の調節ができるということを実践されているそうです。)
色彩について一切先入観のない赤ちゃんに、なぜ好みの色が存在するのか・・・というところに立ち返ると、やはり本能によって必要なものが選ばれているということが明らかになるのではないでしょうか。
たかが色彩、されど色彩。ちょっと、あなどれない・・・でしょ?
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